ターミナルを開く
こんにちは!!
ここは毎月第1土曜日に鴻巣市のレンタルボックス&手づくり雑貨の店「Ange」で開講している「Linux講座」のページです。
まずはターミナル(端末)の使いかたに慣れていきましょう。
ターミナルはlinuxの世界の入り口になります。
開き方は、キーボードで Ctl + alt + t を叩きます。

コマンドプロンプト(command prompt) のプロンプトは「促す」という意味です。
何を促しているのか?というと、コマンド(命令)が入力されるのを促しているのです。
つまり、ターミナル(terminal)を起ち上げると、命令を待ち受けてスタンバイOKな状態になっている。というわけです。
コマンドを入力してみる
ということですので、さっそく何かコマンドを入力してみましょう。
では、手始めにpwd というコマンドを入力してからEnterキーを叩いてみてください。
pwd
すると次のような出力結果が得られます。

さて、どんな出力結果が得られたでしょうか?
写真では、/home/hiro と出力されています。
もちろんこれは私の環境下での出力ですから、みなさんの出力結果とは少し違っています。/home/ のあとにみなさん個人のユーザ名が出力されてるハズです。
この出力の意味は/home というディレクトリの中にあるユーザ名のディレクトリ(写真の場合はhiro)という意味です。
このようにコマンド pwd は、あなたが今いるディレクトリを返します。
ちなみに今いるディレクトリのことをカレントディレクトリ(current directory) といいます。
ディレクトリってなに??
先ほど、”今いるディレクトリ” と、なにげにいいましたが、ディレクトリって一体なんでしょうか?
簡単にいうとディレクトリとは、データをしまっておく容れモノのことです。
Windows を触ったことのあるヒトなら、複数あるファイルを整理するためにフォルダを作って、その中にしまったことがあると思います。
Linuxの世界ではそれをディレクトリと呼びます。
ってことは・・・・・。ディレクトリの中には何かファイルがあるかもしれません。
ターミナルでディレクトリの中をチェックするにはどうしたらいいでしょうか??
ファイルをリストアップしてみる
それではさっそくディレクトリの中を見てみましょう!
ターミナルにls と入力して、Enterを押してください。ls というのもコマンド(命令)です。
ls
何か出力結果が表示されましたか??
私の場合は写真のように2つのファイルがみつかりました。

もしかすると何も結果を返さず、すぐにプロンプトへ戻ってしまうかもしれません。
何もリストアップするものがなければ、そうなります。なんだか素っ気ないですね(笑)
でも、Linuxの世界ではいつもそんな感じです。コマンドを打ってみて、なにもお伝えすることがなければ何もせずにプロンプトに戻ります。